✓ 在校保護者への直接インタビュー
✓ 学校見学に同行取材
✓ ジョホール在住15年
In Their Own Words
在校日本人保護者の本音——英語ゼロで入学した3人のお子さまの1年半
東京出身・3人のお子さま(小5の女の子と、小2の双子の男の子)をラッフルズアメリカンスクール(RAS)に通わせて1年半のお母様に、直接お話を伺いました。3人とも日本の公立小学校から、英語ほぼゼロでの入学です。
順調だったわけではありません。10歳で渡航した上のお子さまは、日本では勉強も生活も不自由なくできていたのに、急に「何も分からない人・話せない人」という扱いに感じられ、一時期は自信を失い、「ママに連れてこられた」「どっちでもいいよ」と消極的な言葉が増えたそうです。
そこから変わった理由を、お母様はこう話します。学校に慣れ、英語が分かるようになり、友達ができていく過程で、「先生がとにかく褒めて、励まして、表彰までしてくれる」。最初は本当にできなかったことを自分自身が一番よく分かっているからこそ、「自分は頑張って強くなった」という実感につながった——今ではご本人が一番、自分の成長を感じているそうです。
低学年で入った下の双子のお子さまは対照的に、最初から楽しく馴染みました。授業が「英語の説明を聞く」形ではなく体験とセットになっているため心が折れず、クラスでの発表(Show & Tell)も、最初は嫌がっていたのが、今では「次は何をやったらみんながウケるか」をネタ帳のように仕込むほど前向きになっています。
「学校と先生と保護者と子どもたちの距離が本当に近い。子どもが不安になることがない、というところが一番好きです」
— 在校生のお母様
公式サイトには載っていない「実際のところ」(同インタビューより)
- クラスは1クラス15〜18人・最大22人(学校確認の公式数字)。低学年はメイン+サブの先生2人体制
- 放課後クラブ(CCA)は約80種類・3シーズン制・月〜金日替わり。先生運営のもの(チェス、折り紙、ダンス、野球など)は学費込み、外部コーチ系(テニス等)のみ別料金
- 学校との連絡は専用アプリに集約。毎日10〜20枚の写真つきレポートが届き、翻訳ボタンがあるので保護者の英語力は問題にならない
- ランチ・スナック代は学費に含まれ、毎日3〜4種類から選択制。「お弁当は一度も作ったことがない」
- 日本のようなPTA・強制参加は一切なし
- 年1回のインターナショナルデーでは日本ブース(おにぎり・巻き寿司・折り紙)が毎年即完売の人気
What We Saw
見学に同行して分かったこと
見学同行時に、公式サイトには載っていない話をいくつか聞けました。
入寮年齢と日本人比率
入寮は通常10歳から、サマーキャンプ期間は8歳から——公式サイトに書かれていないことも、その場でスタッフに聞けば答えてくれます。寮生約100人のうち日本人は8人、というのもこのとき確認した数字です。
学年ダウングレードの柔軟性
英語力によっては学年を1つ下げて入学が認められるケースがあります。「英語ができないから入学できない」学校ではなく、お子さま一人ひとりの成長に合わせて受け入れ方を調整する学校です(適用可否は個別に確認します)。
マレーシア唯一のプラネタリウム
プラネタリウムの前で、スタッフから「これはラッフルズだけです。他のインターにはありません」と説明がありました。プラネタリウムを持つインターナショナルスクールは、マレーシアではここだけとのことです。
School Facts
ラッフルズアメリカンスクールの基本情報
RAS公式データ
ラッフルズアメリカンスクール(RAS)は、ジョホールバル・イスカンダル・プテリにある46エーカーのキャンパスを持つ、Pre-K(3歳)〜Grade 12(17〜18歳)対応、米国WASC認定のアメリカンカリキュラム校です。
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | Raffles American School(略称RAS) |
| 所在地 | Jalan Raffles, 79050 Iskandar Puteri, Johor(ジョホールバル中心部から車で20〜30分) |
| 対象 | Pre-K(3歳)〜Grade 12(17〜18歳)/通学・ボーディング(寮)両対応 学部区分:Early Childhood(3〜5歳)/Elementary(6〜10歳・Grades 1-5)/Middle School(11〜13歳・Grades 6-8)/High School(14〜17歳・Grades 9-12) |
| カリキュラム | アメリカ式(卒業で米国高校卒業資格) |
| 認定 | WASC(米国西部学校大学協会)フル認定・EARCOS加盟 |
| 母体 | Raffles Education(アジア太平洋で30年超の教育グループ) |
| 教員 | 66名(小学部29名・中高部37名)、欧米出身者中心 |
| スローガン | Think, Create, Succeed |
出典:Raffles American School公式サイト
46エーカーのキャンパスと施設
科学実験室10室、マレーシアのインターナショナルスクールで唯一のプラネタリウム、800席のオーディトリアム、体育館2棟、プール、400mトラック、サッカー場2面、ナイター設備付き野球場、音楽室7室、クライミングウォール。
Tuition & Fees
学費(2026年度)
RAS公式データ
2026年度の年間授業料はRM40,500〜106,500(学年による・約162〜426万円)+SST6%。RASはジョホールの高価格帯に位置する学校です。金額だけでなく「何が含まれているか」まで見て判断するのが大切です。
| 費目 | 金額(RM) | 円換算目安 |
| 願書料 | 1,000 | 約4万円 |
| 入学金(Placement Fee) | 10,000 | 約40万円 |
| 登録料(Registration Fee) | 7,500〜15,000 | 約30〜60万円 |
| 年間授業料(学年帯で段階制) | 40,500〜106,500 | 約162〜426万円 |
| 寮費/年(食事・洗濯・空港送迎込み・2人部屋) | 47,000 | 約188万円 |
| 寮費/年(同・個室) | 62,000 | 約248万円 |
※1RM=40円で概算(2026年6月現在。為替により変動します)。全費目にSST(サービス税)6%が加算。学期分割払い(60%/40%)・Flywire海外送金対応。
※在校保護者情報:ランチ・スナック代は授業料に含まれ、カフェテリアで毎日3〜4種類(洋食・アジア食)から選択制。お弁当持参も可。
最新の正式な金額・空き状況は入学時期や学年で変わります。JJ Brightsが日本語で確認代行します。
English Support (EIP)
英語サポート(EIP)——「英語ができなくても」安心な学校
RASには、英語がまだ十分でないお子さまのためのプログラムが用意されています。
- Grade 2まで:EIP(英語集中プログラム)を経由せず、そのまま少人数の通常クラスへ。体験型の授業設計なので低学年は自然に英語に馴染む
- Grade 3以降:英語力に応じてEIPからスタート。同レベルの仲間と一緒にステップアップし、通常クラスに合流(インタビューしたご家庭の上のお子さまは約9ヶ月で合流)
- 英語プログラムは専用ページを持つ学校公認の柱(English Language Programs)
- 英語力による学年ダウングレード入学の柔軟性もあり(見学で分かったこと参照)
Boarding
ボーディング(寮)
ボーディング=寮に住みながら通う仕組みのことです。RASは米国式ボーディングをPre-K〜G12校に併設しています。
- 通常の入寮は10歳から(サマーキャンプ期間は8歳から。見学時に学校スタッフへ直接確認)
- 寮費に食事・洗濯・セナイ空港送迎まで含まれるのが特徴
- 部屋は基本2人部屋(リクエストで個室も可)。多国籍の生徒同士のルームシェアで、シャワー・トイレは各フロア共同
- 毎日1時間半のスタディタイムがあり、平日の起床から消灯までの日課表を学校が公開。週末は寮の定期便で近隣モールへ買い物・映画にも行ける
注意点:長期休暇中は寮が閉鎖されるため、帰国しない場合は現地の受け入れ先が必要です。
▶ JJガーディアンサービスで長期休暇・週末のお預かりに対応しています。
Summer School
サマースクール(短期で試せる入り口)
「いきなり転入は不安」というご家庭には、RASが自校で主催するサマースクールがあります(外部業者への委託ではなく、学校自身が企画・運営)。
- 2週間を1単位として申込み、最大4単位(8週間)まで連続参加可能。1週間のみ等の個別アレンジも相談できます
- 初日のアセスメントで英語レベル別4段階に分かれ、初心者は挨拶から、上級者はライティングまで。スポーツ・アート・プールなどのアクティビティも組み込み
- 8歳からは寮泊での参加も可能。ご家族で近隣ホテルに滞在して毎日通う形も選べます
注意点:参加者は日本・韓国・中国の子が中心で、普段の在校生は基本参加しません(在校生は長期休暇で帰国・旅行するため)。担任の先生がそのまま教えるわけでもありません。「多国籍な学校生活そのもの」の体験ではなく、英語漬けの2週間+学校の空気を知る入り口と捉えるのが正確です。サマースクール参加と学校見学をセットにすると、転入判断の材料が一度に揃います(JJ Brightsが手配します)。
Academic Results
進学実績
RAS公式データ
Grade 9から卒業まで同じカウンセラーが専任で伴走する関係構築型の進学指導。過去4年(2022-2026)の合格実績に、日本の早稲田大学・上智大学、米国のコロンビア・コーネル、英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン、UCLなどが含まれます。
過去4年(2022-2026)の合格実績(一部)
- 日本:早稲田大学・上智大学・立命館大学・Temple University Japan
- 米国:Columbia、Cornell、Georgetown、NYU ほか
- 英国:Imperial College London、UCL
- アジア:KAIST、Yonsei、HKU、NUS、NTU
AP(大学単位先取り)は現在26コース。保護者向けには「Parent Coffee Talks」で進学情報を共有しています。日本の大学へ「帰国生入試」で戻る道と、海外大へ進む道の両方が現実的な選択肢になります。
出典:公式College Counseling Handbook SY2026/27・学校への直接確認
Support
JJ Brightsのサポート
私たちは「学校の案内人」ではなく、ジョホールバルで15年暮らし、自分の子どもをこの街のインターナショナルスクールに通わせている現役保護者です。
1
無料オンライン相談
ご家庭の教育方針とお子さまの性格から、RASが合うかを率直にお話しします(合わない場合は他校もご提案します。教育移住トップページもご覧ください)。
2
学校見学の手配・同行通訳
公式の入学チームとの面談・キャンパスツアーに日本語で同行。入寮年齢や英語サポートの適用条件など「公式サイトに載っていないこと」をその場で確認します。
3
出願〜入学〜生活立ち上げの伴走
出願書類、レベル分けテスト、ビザ、住まい、渡航後の困りごとまで。在校中の日本人保護者コミュニティとも連携しており、入学後も相談できる環境が整っています。
マレーシア教育移住・学校選びの全体像
ラッフルズは、選択肢の一つです。
ほかの学校との比較、学費の目安、移住の流れ、住まい選びまで——マレーシア教育移住の全体像は、まとめページにあります。学校選びに迷ったら、まずはこちらから。
▶ 教育移住トップページを見る
FAQ
よくあるご質問
英語が全くできなくても入学できますか?
できます。Grade 2までは少人数の通常クラスにそのまま入り、Grade 3以降は英語集中プログラム(EIP)からスタートして通常クラスに合流します。実際に英語ゼロで入学した日本人のお子さまが1年半で発表を楽しむまでになっています。
学費は年間いくらですか?
2026年度の年間授業料はRM40,500〜106,500(学年による・約162〜426万円※1RM=40円換算)+SST6%です。ランチ・スナック代込みです。入学金等の初期費用は別途かかります。正確な見積もりは、ご相談時にお調べします。
何歳から寮(ボーディング)に入れますか?
通常は10歳から、サマーキャンプ期間は8歳から入寮できます(見学同行時に学校スタッフへ直接確認した情報です。公式サイトには明記がないため、最新条件は都度確認します)。低学年のうちは母子留学+通学を選ぶご家庭が多いです。
日本人はどれくらいいますか?
クラスに1人程度、通学家庭で約10家族(在校保護者談)。日本人が固まらず英語環境に浸れる一方、困った時に相談できる日本人ネットワークもあります。
親の英語力が不安です。
学校との連絡は翻訳機能つきの専用アプリに集約されており、毎日写真つきレポートが届きます。学校側も英語が得意でない保護者への理解が深く、JJ Brightsが入学後のやり取りもサポートします。
スクールバスはありますか?
あります。路線・料金は年度で変わるため、お住まい予定のエリアに合わせて最新情報を確認代行します。
入学前に短期で試すことはできますか?
できます。RASが自校主催するサマースクールに2週間単位(最大8週間)で参加でき、8歳からは寮泊も可能です。英語レベル別に4段階のクラス分けがあるので初心者でも参加できます。見学とセットにすると転入判断の材料が揃います。
見学はできますか?
できます。学校の入学チームによるキャンパスツアーに、現地在住のJJ Brightsが同行し、公式説明では聞きにくい「実際のところ」も日本語でお答えします。
寮に入る場合、ガーディアン(後見人)は必要ですか?
海外にお住まいのご家庭が寮を利用する場合、多くの学校が現地の後見人を求めます。JJ Brightsがガーディアンをお引き受けできます。長期休暇中の受け入れにも対応しています。
▶ ガーディアンサービスの詳細はこちら
卒業後の進路はどうなりますか?海外の大学に進んだら、そのまま海外就職ですか?
海外大学に進学した場合も、卒業後は一度日本に帰って就職するケースが多くあります。多くの国に卒業後一定期間働けるビザはありますが、就職が保証されるわけではなく、期限後も働き続けるには企業のスポンサーが必要です。そのため日本でキャリアを積んでから海外駐在や転職で再び海外へ、という順番が現実的な王道ルートです。子ども時代の海外経験は、その再挑戦を大きく後押しします。
▶ コラム:海外大学を出たあと、一度日本に帰る——それが「王道ルート」である理由
Author / Profile
このページを書いた人
茶山恵子
JJ Brights 代表
はじめまして。JJ Brights代表の茶山恵子です。私自身、ジョホールバルで子育てをしながら、娘をInvictus International School Horizon Hills に、息子をマルボロカレッジに通わせている保護者です。
ラッフルズアメリカンスクールは、わが子が通う学校ではありませんが、在校の日本人保護者への直接インタビューと、自ら見学に同行しての取材をもとに、このページをまとめました。学校ごとの違いも、入学準備の不安も、暮らしのことも、パンフレットではなく現地の"実感"としてお話しできます。
学校の案内人としてではなく、同じ道を歩いてきた一人の親として。ご家族にとって本当に良い選択を、一緒に考えさせてください。